SNSなどで目にする「ポリエステルの服が身体に悪い説」。
「え、そうなの?」って、私も初めてみた時はドキッとしてしまいました。
でも結論から言うと、ポリエステルの服は場面や場所を選び上手く付き合うことで、生活をより快適にすることができる優れものなんです。
ではなぜ、ポリエステルは身体に悪いと言われているのでしょうか?その答えと上手なポリエステルの使い方をお伝えします。
「ポリエステルの服が身体に悪い」の正体
ポリエステルの服が身体に良くないと言われる理由は以下のような点があります。
- マイクロプラスチック問題
- 肌が痒くなりやすい
- 汚れを吸着しやすい
①マイクロプラスチック問題
特に最近よく言われている理由として「マイクロプラスチック問題」があります。
ポリエステルはペットボトルと同じ原料を熱で溶かし繊維状に紡ぎ上げた、いわゆる「化学繊維」です。
服同士の摩擦が起きた時や洗濯の際に、マイクロプラスチックが空気中や水中に発生し、それを知らずのうちに体内に摂取してしまっていることが問題視されています。
これに対して、ポリエステルは現時点では人体に影響があるレベルではないという研究結果が出ています。(参考:https://fsi-mp.aori.u-tokyo.ac.jp/2021/05/post-21.html)
しかし、このままマイクロプラスチックがどんどん生活環境に増え続けることにより、人体へ影響が出てくる可能性はゼロではないとされています。
②肌がかゆくなる問題
「ポリエステルの服を着ると肌が痒くなる」という人が一定数います。
原因としては化学繊維の成分へのアレルギー反応、吸湿性の低さから蒸れやすくなること、乾燥する時期には特に静電気が起きやすいことなどがあります。
実際に私の家族にも、ヒートテックの下着を使用して肌に痒みが出た人がいましたが、綿素材の下着に変えることで痒みは出なくなったようでした。
③汚れを吸着しやすい
ポリエステル生地は綿などの自然素材よりも、匂いや汚れを吸着しやすい特徴があります。
洗濯が不十分だと雑菌が繁殖してしまい、痒みや肌荒れにつながる可能性があります。
特に汗をかきやすい首元や脇の部分などは汚れが蓄積されやすいため、手洗いしてから洗濯機に回すなどの対策が必要です。
ポリエステルの服は着ない方がいいのか?
「じゃあ着ない方がいいの?」と思われるかもしれませんが、実はポリエステルの服だからこそのメリットもたくさんあるんです。
実はメリットも多いポリエステル
ポリエステルの服のメリットを見ると「ザ・扱いやすい服」そのものですよね。
洗濯に気を使わなくていいし、保管も楽ちん、忙しいママパパの味方すぎる素材とも言えます。
そんなポリエステルは実はアイロン不要の「形状記憶シャツ」のメイン素材として使われていたり、スポーツウェアにも適しておりよく使われています。
「汗を吸わないのにスポーツウェア?」と思った方、鋭いです!
日常生活よりも格段に汗の量が多いスポーツの場面では、綿の服だと汗を吸収して服自体が重くなったりベタッと肌に張り付いて不快ですよね。
そこでポリエステルの「吸湿性の低さ」と「乾きやすさ」が役に立ちます。
服が汗を吸いすぎないから重くならないし、服についた汗が乾きやすいから肌にも張り付かず、サラッと着れる服としてスポーツ中の快適さに役立っているんです。
下着や直接肌に触れるものは「綿」が安心
日常遣いであれば、どんな人も共通して「肌に直接ふれる下着やインナーは、ポリエステルよりも綿の方が好ましい」と言えます。
化繊インナーでかゆみや乾燥を感じやすい方は、まず肌着を綿100%に変えてみるのが一番手軽で効果的な対策です。
特に「赤ちゃんの肌」と「睡眠中のパジャマ」は綿を選びたい理由
大人の日常着ならポリエステルを賢く活用できますが、「絶対に綿を選んであげたい場面」が2つあります。
それが「赤ちゃんの服・シーツ」と、大人が一晩中汗をかく「パジャマ」です。
① 赤ちゃんのために用意するものは「綿」一択
赤ちゃんの肌は大人の約半分の薄さしかなく、非常に繊細です。その上、体温調節が未熟で大人の2〜3倍もの汗をかきます。
汗を吸わないポリエステルの肌着を着せると、あっという間に蒸れてあせもや肌荒れの原因になり得ます。肌に直接触れる肌着やシーツ、おくるみは、吸水性と通気性に優れた「綿100%」を選んであげるのが安心です。
日本製の安心安全なベビー服ブランドが気になる方は「【安心・安全なベビー服】生地から日本製のベビー服ブランド」をぜひご覧ください。
② 大人も睡眠中だけは綿で肌を休ませる
大人の場合、日中は動きやすさやシワ防止のためにポリエステルの服を着ていても問題ありません。
ただし、人は寝ている間にコップ1杯分もの汗をかきます。化繊のパジャマを着て寝ると、蒸れや乾燥、寝返り時の静電気が起きやすく、知らず知らずのうちに睡眠の質や肌環境を下げてしまうことも。
「日中は扱いやすいポリエステル、夜は素肌をいたわる綿」。このメリハリをつけるだけで、肌の乾燥やかゆみを防ぎ、睡眠の質もアップさせることができます。
中でも、肌触りと耐久性で群を抜いているのが、世界的ハイブランドやベビー服ブランドにも選ばれる兵庫県の伝統織物「播州織(ばんしゅうおり)」を使った綿生地です。
(播州織について詳しく知りたい方は「【播州織】ファミリアのチェック柄ワンピースが、何回洗濯しても傷まず色褪せない理由」をぜひご覧ください!)
1日頑張った素肌をリセットするために、寝具やパジャマだけはとびきり上質な綿100%で身体を労る…。
ふんわりと空気をまとうような肌触りで、毎日の睡眠を快適にしてくれるおすすめの播州織のパジャマがこちらです。↓
☝️少しお高いですが、毎日6〜8時間着る服、そして健康への投資と考えたらコスパは良いかもしれません。自分のご褒美にはもちろん、大切な人へのギフトにも喜ばれること間違いなしです!


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